8.顎関節性について
歯が抜けたまま放置しておいたり、不適切な冠をいれたりしたら本来顎の関節に対して適正な動きができる位置とは違う位置で噛むようになることが多々あります。
これに よって顎関節に無理な動きを強いるために痛みが伴うようになってくるのです。
これはあごの関節(顎関節)が体の他の関節とは異なった構造を有しているからです。
関節は通常、骨の端をもう一方の骨が包み込むな形をしています。
しかし顎関節は包 み込むな形はしておらず、骨のくぼみにあごの骨がおさまっており
顔の噛むための筋肉 によって支えられています。
従ってたいへん自由度広いのですがその反面、たやすく動 いてしまう欠点を有しています。
この治療は、長年慣れ親しんだかみ合わせそのものを変えて正しいであろう噛み合わせに導いていくため、患者さんの長期間にわたる治療に対する理解と辛抱が必要となり
ます。
診療にあたってこの治療について行うかどうかを尋ねることがありますが、
話を よく聞いてこの治療を受けるか否かの決定を行ってください。
1.歯について
2.虫歯予防について
3.歯の病気と治療について
4.補綴(差し歯やかぶせもの、入れ歯)について
5.歯槽膿漏について
6.抜歯について
7.矯正について
8.顎関節症について
9.スタッフ紹介